日々練習とイベント&バンド雑感

9月から10月までよく練習したものだ。
バンド仲間のスタジオで練習の日々。
真面目に30分間、しっかりとロングトーンとスケール。
プロのアドバイスのおかげ。
曲をすぐやりたいのは分かる。
それをぐっとこらえてスケール練習を2時間やりなさい。
2時間・・・とてもとても、ということで30分。
確かにサックスを買い替えてから間もないこともあり、
楽器が全く鳴ってないし、音の安定度もフレージングも悪い。

週末はセッション。
生音で良い音を出すため、いつもより丁寧に吹くようにした。
スケール練習の甲斐があってか音は大分安定してきた。

そして、レギュラーバンドの練習。
バンドメンバーの女性アルト奏者はレッスンを受けているからか
音程、音量共にとても安定している。
私は1曲だけサックス。後はキーボード。
曲目はSpiral、Furankenstein、Chicago Song、What’s nowの4曲。
次のイベントまであと1か月。
What’s nowのテーマはとても良くなったがソロの完成度が低い。
あと1か月で改善しなければ・・・

再びバンド仲間のスタジオで練習。
大分楽器が鳴ってきた気がする。
ヘルプで別のバンドのイベントにSaxとKeyboardで参加するため、
殆どやったことのない曲を丁寧に練習。
きめが多いが簡単な曲が殆どだけどその分ソロがとても難しい。
時間が無いのでソロはそのときの気分でやることにした。

イベント当日。
時間がたっぷりあったので興味のあるバンドの出演会場へ。
色々聴いてみたけどやはりファンクが聴いてて楽しい。
野外ばかりなので音響は今ひとつ。
いつも思うのだが、PA機材をバンドの脇や後ろにセッティング
している場合、一人はPA操作、一人は音バランス確認のために
観客側にいてバランスを調整してもらいたものだ。
どこも音バランスができていなくてバンドとしての音バランスを
考えていなさそうなプレイヤーがいるバンドは
ギターだけが大音響だったり、全員が負けじとボリウムを
上げるから何やってるのか良く分からないし煩いだけ。

自分達の出番。
マイクを使っているサックスの音が大音響のギターに
かき消され、自分のテーマ音が埋もれていた。
更に、キーボードのバッキングも、オーバードライブが
かかった大音響のギターに全てかき消されていて
キーボードを加えた意味が殆どなかった。
ベースも大音響。ドラムも大音響。
ソロをやっても自分の音がクリアーに聴こえず。
バンドとしての音バランスは相当ひどかった。
フュージョンだけど音量的にはハードロック。

更に、ドラムとベースがかみあっておらず、
ドラムも頻繁にリズムを崩してしまう。
このバンドには巧いとか下手とか言う以前に
バンドとして、というバンドを組む上で
最も重要なものが欠けている気がした。
MCもひどかったし、格好ももう少し
きちんとした方がいいのにな・・・

1回こっきりのお手伝いだからまあいいか・・・
大好きな音楽、それもフュージョンを演奏している際中に
こんなに辛かったのは初めて。

来月のイベントのバンドメンバーはオリジナルメンバー。
メンバー全てがバンドの音バランスの重要性を良く分かっている。
加えて選曲は公平。やりたい曲が全くできないバンドじゃ
なんのために大切な余暇に練習するのか分からないし。
バンドも一つの小さな社会、ましてアマチュア。
みんなで1つ1つの曲を編み上げていく共同作業と考えなきゃなと思う。
今のバンドはテーマにしてもソロにしても安心して曲に入りこめる。
あと1か月・・・

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