川口ジャズフェスのお手伝い出演と直前練習

川口ジャズフェスの当日朝。
最大の悩みはソロパート。
予め作っておいて譜面にして
それを何度も練習するという方法。
これをどうしてもやる気になれなかった。

それやってしまったら観客にはソロに
聴こえるだろうけど、自分的にはソロじゃない。
なので、何度もソロ練習を繰り返して
気持ちとマッチした一定のフレーズや
ソロのストーリーが出来上がるようにした。

心配なので、フェス当日の朝にもう一度
固まってきたフレーズやストーリーで
ちゃんとソロができるか最後の試し。
思った通りにできたのは3回中2回。
これなら大丈夫かなと2時から5時の
当日練習場所に出かけた。

最初は1回だけにしとこう、
というリーダーの方針に
内心、良かった、と思った。
何度もやると逆におかしくなるからだ。
できていたはずのストーリーが
直前の緊張感か何か分からないけど崩れる。
普通に動いていた指も動かなくなる。

最初の方針が変わってしまい、
なんと5回。
曲数で言えば25回。
その頃にはフレーズもストーリーもメタメタ。
さらに指も動かなくなってきていた。
唇も疲れ果ててた。

超不安なままライブ会場へ。
おもしろいもので、
全ての曲のソロが何度もプレイしていたものと
全く異なるものばかりになっていた。
ま、そこが素人。やっぱりプロってのはすごいよな・・・
女性ボーカルものばかりで助かった。

曲は:
1. Is It you – Lee Mack Ritenour
2. She Lives You – Sea Wind
3. Feel Like Makin’ Love
4. What Cha’ Gonna Do For Me – Chaka Khan
5. If I Ever Lose This Heaven – Leon Ware

今回、仕事があまりに忙しいので
自分のバンドもずっと休業させてもらっていた。
そこにどうしても、なんとか、の依頼。
自分としての結果はいまいちどころかいまさん。
今後は手伝いをやめることにした。

おもしろいもので、出演が決まった途端、
当日の前後が仕事の忙しさのピーク。
ふと、マーフィーの法則を思い出した。

仕事の忙しさが落ち着いたら
新しいバンドをつくろうと思ってる。
やはり重要なのはキーボード。
フュージョンや歌もので最も重要と思っている。
もちろん、ベース、ドラム、ギターも重要だが、
巧いアマチュアは知りあいにも沢山いる。
あ、スラップの巧いベーシストはいないか・・・
しかし、キーボードだけは探してもいない。
加えて、フュージョンやソウルが好きという人が重要。
好きであれば下手でも巧くなる。

そして、人間性。これは最も重要。
色々なアマチュアミュージシャンと交流してきたが、
センスのない人、下手な人に限って上から目線の発言をする。
自分がそうなっていないのに、
相手がプロだろうが平然と批評する。
学べない人の典型。仕事も同じ。
そういう人とプレイするのはストレスになる。
せっかくの余暇のアマチュアの楽しみ。
人にストレスを与えない謙虚な人。
そして多少難ありでもフュージョンやソウルが好きな人。
そんなメンバーを探してみようと思う。
当然、自分ももっと技術とセンスを磨いて
相手が喜んでくれるアマチュアミュージシャンに
なれるよう、もっと努力しようと思う。

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